mamakiko blog

仏相方とロシアン猫と、人より牛をたくさん見かけるフランスのノルマンディーでの生活を経て、オーストリアのウィーン暮らしスタート!

オーストリア、ウィーンで無事に娘を出産!

ほやほやネタみたいなタイトルにしましたが

すでに娘を無事に出産してもう1ヶ月!

 

この1ヶ月ちょい、ただオムツを替えて、授乳して、げっぷさせて、あやして、寝かしつけてを繰り返してたらものすごいスピードで過ぎ去ったような・・

 

大きなお腹を抱えた中、

違う国へ、相方さん&私の母国でもない国へ、言葉が全くわからない異国へ

引っ越すことになるとは予想もしておらず

最初はビザや保険、出産に向けての検診&産院などなど・・

 

どぉーーーなるか〜〜と先がよくわからないままの日々でしたが

とにかく無事に元気な赤ちゃんを産めて良かった良かった〜と一安心!

したのもつかの間。。

 

出産した後の大変さに、もう少し事前下調べしておくべきだったかも・・

とも思ったりの産後でした。

 

”産後の痛み&授乳の難しさ”

ここら辺なんで全く耳にせんかったのか・・

というか、私なりに妊娠中は出産に向けて下調べや準備はしていたものの、

産後DAY1についてすら私はなんで何も考えてなかったのか・・・

今思うと本当に不思議。

 

その中、異国での産後書類手続き諸々。

全ての書類がドイツ語。

わからず電話で問い合わせても「ドイツ語しか無理よ」的なことを言われ

話が全くすすまずひたすら色々な書類を翻訳しまくる・・疲

 

 

さてさて、出産そのものについてですが

出産したのは予定日から遅れること一週間。

予定日から数日後に水がパシャっと出たのか、それとも尿もれなのか分からない・・

「漏れ」があり病院へ行って調べてもらうと羊水ではない、との検査結果。

その日は家に戻りまた普通の生活。

 

そこからまた数日経ち、バランスボールに乗って腰ふりふりしてたら

いつの間にかパンツがまた濡れており・・

今回は念のため入院バッグも持参して病院へ向かって、またまた検査。

でも検査結果は同じく羊水ではないとのこと。

 

でも本当に尿の匂い全くしてないけど・・本当に羊水じゃないのか・・?と思ってると

先生が念のため羊水の量を確認するということでエコー検査。

 

そしたら羊水量がかなり少なくなってることが発覚し、

その晩から入院し、翌朝、陣痛促進剤を使うことに。

 

最初に「漏れ疑惑」があって病院へ来た時点で実は既に2cm開いており

助産婦さんに「本当にこれ初めての出産?!」とびっくりされ、

 

2回目の「漏れ疑惑」の時には4cmまで開いており、

そのとき担当してくれた助産婦さんも同じくびっくりした様子。

たしかに、ここまで開くまで、まったく大した陣痛も感じてないまま・・。

 

入院した翌朝、まずは助産婦さんが赤ちゃんの心拍数を調べ、

子宮口がどのぐらい開いているかを確認。

その時は前日と変わらずまだ4cm。

 

そして促進剤(膣剤)を投入し、

「促進剤を入れても実際に本陣痛がくるには何時間か・・もしかしたら1日以上かかるかも」と言われたので、

 

相方さんとちょっと散歩にでも行こうということで病院の周りを

ウロウロ散歩しだして間も無く、

 

私「あいたたたたた・・・・」

相方さん「え、もう?!」

 

私「いや、まだ大丈夫・・でも痛い。まぁ散歩続けよう。」と言った数分後。

 

私「あ、これ来る。いかん、病室戻ったほうがいいかも」

 

となり病室に戻ってまた数分後。

 

ベッドに少し横になった瞬間に

あそこのあたりで「ポコん!!」と何かが弾けるような、扉が開いたような音がして

その瞬間に激痛が!!!

 

何も考える暇もなくナースコールを連打!!

 

そして、リラックスした感じで助産婦さん登場。

「まだ本陣痛が来るには早すぎるわ〜。また1〜2時間後にチェックしてみましょう」

 

私「いや、頼みますから今すぐ子宮口確認してください。もう出て来ます、きっと」

 

と説得し確認してもらったところ

 

助産婦さん「分娩室へ移動しましょ!」

 

私「だから言ったやん!(心で思ったのみ&続けて襲って来る陣痛に耐える)」

 

そこから病院で用意された服に着替えて、

病室に置いてるものを全て持って(出産後は別のフロアにある病棟へ移るため)

分娩室へ歩いて移動。

 

分娩室へ着くと、その時点では英語を話す助産婦さんは空いておらず、

その代わりにドイツ語オンリーやけどベテランおばちゃま助産婦さんが対応してくれることに。

 

出産前は、出産時に英語を話す人がいてくれるか、コミュニケーションが取れるか?

という点をやたら気にしていた私。

 

そのためだけに、プライベートの助産師さんを雇いたいと

ウィーンに越して来たころは探してたものの、

みなさん次の空きがあるのは来年2月以降とかで結局見つけられないまま終わり、

しかも費用も1000ユーロちょいかかるとのことだった・・

 

今思うと本当にこのためだけに助産師さんを雇うなんてしなくて良かったな・・

とつくづく思う。

 

それより、もしプライベート助産師をつけるなら産後なにかあったときのために

家まで訪問してくれる助産師さんを押さえてたほうがよっぽど良いかと。

 

実際経験してみて、出産という現場に置いて、言葉が通じるが通じないかなんて

全く関係ない・・それが私の場合の感想です。

 

私本人はもう陣痛のものすごい痛みで話すこともできず、

何を言ってるかはさっぱり分からない、

このベテラン助産師さんの手を握り顔を見つめていると

何故か相方さんの顔を見ているよりも(すまん!)落ち着くことができ

よし!頑張ろう!という気持ちになれたのです。

ベテランが放つオーラはハンパない。

なんだか大丈夫な気がする、と思わせてくれる彼女のオーラはすごかった・・

 

入院した前夜から先に陣痛を迎え出産に挑んでいた妊婦さんたちの悲鳴が

聞こえてたのですが、「私も明日はあんなに叫ぶのか・・唸るのか・・??」と

想像ができないまま挑んだ出産本番。

 

叫びました。

唸りました。

痛みで体が震えました。

顔中には血管が浮き上がっていたそう。

あとは、んんーー!!っといきむたびに吐きかけたり。

 

赤ちゃんの頭がポーン!と出る直前は「いったぁ!!!」と日本語で叫んだ私。

そこから次の陣痛で赤ちゃんの体もつるん!と出て、

へその緒がパールのネックレスみたいにぐるぐる巻きで出て来た我が子。

でも何も問題はなく元気な鳴き声を響かせながら私の胸元に♡

 

3.5キロで産まれてきた娘。

胸元に抱いたときは「あーやっと会えたね〜」となんとも言えない気持ちに。

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これで終了かと思いきや、

そこから次の陣痛でプランセンタが登場。

その巨大サイズにびっくり・・

 

そこから出血がなかなか止まらず、やや意識もうろうに・・。

 

そして、やっぱり裂けてしまった・・・会陰部分。。痛

裂けないためにオイルでマッサージしてたけど、これは効果なかったか・・残念。

 

赤ちゃんが生まれたあとに初めて先生が分娩室に入ってきて

その裂けた部分の縫合を始め、その間も赤ちゃんが産まれた瞬間から、

お乳を吸わせ確かそのまま2時間ほど分娩室にいたような。

 

結局、陣痛が始まって約1時間後には我が子が誕生するという

超スピード出産でした。

 

もともとは無痛分娩を希望してたものの、

流れがとても早すぎる分娩だったので麻酔をうつ暇もなく

予想外の自然分娩を体験することになりました。

 

今は不思議なことに、ものすごく痛かったということはもちろん

頭でわかってるものの、

実際にどんな痛みだったのかは赤ちゃんを抱いた瞬間に忘れてしまった・・w

 

これが私の予定日からは遅れたけども

本番はかなりスピーディーな出産経験でした!

 

また、その後の入院生活については多分・・次回書きます。

ブログもなかなか書けてなく・・

書く時間あるなら寝たい・・が最近の本音です。眠

  

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