mamakiko blog

仏相方とロシアン猫と、人より牛をたくさん見かけるフランスのノルマンディーでの生活を経て、オーストリアのウィーン暮らしスタート!

チェコのビザはどうしてたか「Temporary residence permit」取得まで〜その2

前回に続き・・・・

mamankiko.hatenablog.com

 

仮ビザ(パスポートのページ1枚分のシールを貼ってもらいました)取得後、

約2ヶ月後に移民局から届いたレター・・・

 

結局、内容としては、

”二人の関係性を証明できる書類を追加で送るように”と書かれいたとのこと。

 

そこで、すごいのが実際そこから何を追加したわけではなく、

コンサルタントが移民局に一筆書いてくれたらしく、

そこから移民局からの催促は全くなし。

 

そこから2週間ほど経った頃・・

夜7時すぎ。ピンポーン!とベルが鳴った!

誰や・・・?まさか・・・?こんな時間に警察か?!

 

テイクアウトしてきた食べかけ中のピザを放り出し、

6階から1階に駆け下りる(このときのアパートにはエレベーターがなく、建物のエントランスのドアを開けるにも実際に1階まで行って開けてあげないといけない仕組み。。)

 

ダッシュで向かいドアを開けると、そこには2人の男性が・・・

パラっと見せられたのはよくドラマである「警察です。」のセリフと共に見せられる

警察手帳!

 

おぉ!本当にやって来ましたね!!あなた達!

しかも夜に来るとは想像してなかったよ!

 

そこから、まず1階にあるポストにお互いの名前が載っているかを確認(これ大事)

そして6階までまたヒーヒー言いながら階段を登って、部屋の前に到着。

 

相方がドアを開け、警察がまだパラリっと警察手帳を見せる。

奥には二人が食べかけのピザが散らかった状態。(これがかえって良かったかな)

 

玄関口で、二人のパスポートを見せるように言われる。

そして部屋のサイズを聞かれる。

 

私「中に入られますか?」と聞いたけど、

警察たち「あ、大丈夫〜。もう、これでオッケーでーす」

 

あ・・・あれ・・・クローゼットやバスルームの引き出し開けて

二人の私物がちゃんとそこに入ってるか確認するとか

色々聞いてたけど・・あ、もうお帰りで。。

まぁもうディナータイムやし、多分さっさと切り上げたかったのでしょう。

 

そこから約1ヶ月が経つ頃、仮ビザ(3ヶ月間)の期限に近づいてきたので

コンサルタントに仮ビザ延長のお願いの為のアポを移民局に取ってもらう。

 

2014年1月後半、仮ビザ延長で移民局へ。

またシールでパスポート一面取られるのかなぁ〜?

それとも古いやつの上に貼り付けるのかなぁ〜?とか、

本当にどーでもいいことを考えながら、

対応してくれたお姉さんとコンサルタントのやり取りを眺めていると

 

コンサルタントの彼がなんだか驚いた表情。

私「え、、、何か問題でも?」

コンサルタント「仮ビザの延長じゃなくて、ビザの申請が通ってもう本ビザ渡せるって!」

 

ということで、申請から約3ヶ月で晴れて手にしたのがこちら↓

f:id:mamankiko:20170413063515j:plain

 ちなみに、こちら特に面倒な更新手続きなしで5年間有効👀

 

一応、毎年1回住居証明のみ行わないといけないということで、

その度に借りていたお部屋のオーナーさんに一筆レターを書いてもらい

それを移民局に持参してました。(この手続きに関しては簡単だったので一人で移民局に行って並んで対応してもらってましたが特に問題なかったです)

 

ということで、私たちの場合は移民局による個別面接はせず

警察のお宅訪問のみでビザがおりました。

 

さて、このビザ申請にあたりかかった費用は

コンサルタントさんに4000czk(現在のレート換算だと日本円で17000円ちょい)

 

このビザ発行に対する移民局での支払い自体はなかったので、

コンサルタントさんに払う金額のみでした。

 

全く分からないチェコ語でビザ申請を一人でしようとしてたら、

こうスムーズにはいかなかったと思うので

通訳代、アポ取り、色々なアドバイスなど含めてもコンサルタントさんに

お願いして良かったな、と思います。

 

ということで、私はたまたま相方さんがEUメンバーだったことで

このビザを取得することが出来、その後も問題なく約3年間

チェコで生活ができたわけです!

 

 


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チェコ ビザはどうしてたか〜「Temporary residence permit 」取得まで〜 その1

今更ですが・・・

チェコに暮らしていたときのビザはどんなビザだったのか、

たまに「これからチェコに暮らしたいんです!ビザどうされてましたか?」という

質問を受けることがあったので、自分の記憶との戦い・・頭の整理・・・

も含めてまとめてみようと思います。

 

*ただ私がチェコでビザ申請したのは2013年10月、取得したのが2014年1月になるので

現時点では状況も異なることがあるかと思います。

 

私が相方さんと付き合いだした頃、彼はすでにプラハで仕事のため暮らしていました。

相方さんとの出会いやら、なんやらは、また別の機会にとして・・

 

お互い歳も歳ですし、いつまでも遠距離って訳にもね・・

一緒に暮らしましょう〜、ってことになって

相方が住むプラハへ私が引っ越すことになりました。

f:id:mamankiko:20170411162223j:plain

 

そこで!問題は”チェコにどんなビザで私が暮らせるか??!”

ミリオンダラークエッションです٩( ᐛ )و

 

自分でも検索しつつ、当時相方が働いていた会社が雇っている

ビザコンサルタントがいるということで、

その方に私が取得可能なビザオプションについて相談してみました。

 

そして来た回答によると、オプションが2つ:

 

1)Work Permit 

チェコで仕事を見つけて、その雇用主を元に労働ビザを発行してもらう。

 

2)Temporary residence permit on the base of a partnership 

相方がフランス人=EUメンバー、ということで、結婚はしていなくても、相方との関係性を証明することにより取得できるビザ。こちらが取得できれば、チェコに住むことはもちろん、労働ビザを取得せずともチェコで就労することが可能となり、結婚してなくともEUメンバーの家族(ファミリーメンバー)とみなされるビザ。

 

チェコに引っ越してからも出来ればすぐに働きたい気まんまん!だったので、一応労働ビザに申し込む場合も考えて、必要になる日本の最終学歴になる高校の卒業証明書(アポスティーユ付き)、そのあとアメリカに留学した際の学校の卒業証明書と無犯罪証明書(アポスティーユ付き)を取得してチェコへ飛び立ちました。

 

チェコ到着後数日は街をブラブラと観光し、そのあと仕事探しを真剣に始め、

何件か面接までいったのですが、どこも反応としては

「チェコ語できないとねぇ・・・」

「ビザは?え、労働ビザ期待してるの・・ん〜・・」

といった反応。。

 

特に特殊なキャリア背景を持つわけでもない私が

その国の言葉も話せない状態で仕事を見つけ、

労働をビザをもらうのはやはり厳しい・・

 

ここはオプション②でいきましょう!

と即方向転換。

 

ということで、2013年9月末にTemporary residence permit on the base of a partnership 

の申請準備を始めました。

 

まず、最初に自分で移民局へ行き申請書をもらおうとしたものの、

全てがチェコ語。。

「申請書が欲しいのですが、どの用紙でしょう・・?」と英語で聞こうものなら

「ここはチェコよ!あなたこの国のビザが欲しいのになんでチェコ語話さないの?!💢(英語)なんちゃらかんちゃらー!(チェコ語)」と言われ1枚の用紙をもらう。

 

すごいな。。これでビザ申請やりこなせるのか・・

同じくチェコ語は全く話せない相方さんに相談。

(Expatsの多いオフィスで、仕事中は全て英語なので必要に迫られずの為・・)

 

分からんまま、手こずりまくったまま、

このままじゃぁ3ヶ月のツーリストビザも切れてしまう・・。

それなら、ビザコンサルタントを雇って進めるしかないんじゃない?

 という話になり、コンサルタントを雇い、彼と一緒にビザ申請を進めることに。

 

 

そこでビザ申請にあたり必要となった書類がこちら;

  • 申請書
  • パスポート
  • 証明写真
  • 公証人(Notary)の前で私と相方が署名をした、二人は一緒に暮らしているということを記載した書面
  • 二人の馴れ初めを書いた書面(どこで、いつ出会ったのか、付き合い始めたのはいつか、付き合いの長さ・・・などなど)
  • 上記の書面に添えて、二人が一緒に写っている写真:バケーション、お互いの友人や家族と写ったものなど。裏面に写真が撮影された場所と日にちを記入。(私は10枚ぐらい提出したかな)
  • 保険加入証明書
  • 二人の名義が乗った書類:共同名義の銀行口座や請求書などがあればより良いとのこと(私は相方の名前で借りていたアパートの契約書に私の名前を追加してもらったものを持参)

 

確かこれぐらいだったと思います・・記憶が定かではないけど。。

 

これらの必要書類を揃えて、コンサルタントの人が取ってくれた

アポ当日(2013年10月中頃)に持参。

 

やはりチェコ人のコンサルタントの人が間に入ってくれているので、

当日移民局に行って並んで待つこともしなくていいし、

通訳も全てしてくれるので1回でスムーズに進み、

その日に仮ビザのシールをパスポートに貼ってもらえました。

 

ただ、3ヶ月で有効期限が切れるので、その前にまた仮ビザの更新をするとのこと。

 

これでビザが貰えるわけではなく、あくまで「書類を受け取りました〜審査中です〜」という意味合いのこの仮ビザ。ここから本ビザがおりるとして、それまで最大で6ヶ月はかかるかもしれない、とのこと。先は長い・・・。

 

また、この審査期間中に外国人警察によるドッキリ!お宅訪問があるらしく、

それだけで足りなければ(警察の目に映る私たちが本物カップルに見えなかった場合)そのあと個別の面接にお呼び出し!!がある、

とコンサルタントから説明あり。

 

さ・・・、そこから何事もなく過ごすこと約2ヶ月。。

チェコ語で何か文面が固そう〜なレターが届く。

まさかビザ申請却下の知らせかっ(´⊙ω⊙`)💦💦・・・

ひやひやしながら手紙をスキャンしてコンサルタントに送信&相談・・

 

→→”ビザ取得まで〜その2へ続きます。


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