ひらがな勉強中の相方さん
私と相方さんがプラハで一緒に暮らし始めてからずっと言ってきたことが
ちゃんとお互いの言語を習得する、ということ。
習得といっても、お互いその語学で大学へ通い論文を書く!なんて目標はないので
もっと身近なお互いの家族・友人たちと問題なくコミュニケーションできるように、
そしてお互いの文化・背景へのより良い理解力を持つためにも大事!(これは私がフランス語を勉強し、なんとなくわかって来た頃にひしひし感じたことです)
ということをずっと言っているのですが、
相方さんの最初の頃からの言い分は
「今はヨーロッパにいるし、フランス語を理解出来て簡単な会話ができるようにまずなるのがいいんじゃない?それぞれが、お互いの語学をやりだしたら、こんがらがっちゃうよ!」
という・・・私にとっては「いや関係ないやん。と、いうか、どちらかと言ったらお互い頑張ったらモチベーション高め合えるやん・・・?」という意見だったのですが、
相方さんがそう言って聞かないので、まぁ私はとにかくフランス語を始めることに
抵抗もなかったしチェコに居ながらにして、フランス語を勉強し始めました。
そこから私のリスニング力がまぁまぁ上がって来て、
フランスに来てからも家で独学ですが、なんとか相方の友人さんたち、家族と
文法はボロボロであろうフランス語でやり取りができるようになってきたわけです。
そこで相方さんに対してずっと思ってたのが、
「そろそろ日本語やってもいいんやなぃ?いつ始めるんや・・・」
という思い。。
元々、日本文化や漫画に興味があるわけでも無い相方さんにとっては、
実際に日本に暮らす予定があるわけでもないのに、なかなかモチベーションが湧かない
のでしょう・・・。
私はフランス語を勉強しだして、まず分からないままフランス語の番組や、
プラハにあるInstitut françaisにある図書館でDVDを毎週のように借りてきて
映画をひたすら見たりしていたのですが、
相方さんが私と同じよう日本のテレビや映画を見ている姿なんて想像もできず・・。
なかなか、日本語学習への取っ掛かりが掴めないないんだろうな〜と
隣から観察してても感じます。
そんな中での相方さんの日本語学習のスタートは、
まずロゼッタストーンの日本語教材アプリを高いお金払って購入したのですが
3日坊主ともいかず、1日やって数ヶ月タッチしない。
ふと思い出したように1日トライして、また放置・・・みたいな状態が続いてました。
そんな状態やのに、私が妊娠したことで、相方さんは家での言語割り振りはこうする!
という神々しい目標を当たり前のように語り出します。
「家の中の共通語は英語、そして僕はフランス語で、そして君は日本語で話すんだ!娘が日本語を覚えるのと同時に僕も勉強できるから一石二鳥!」
私「え・・・あんさん、本気で幼児の脳みその吸収力についていけると思ってるの・・?娘が日本語勉強しだす頃に一緒に始めて、一緒のスピードでやってけるって・・?!」
相方「・・・・・。」
そこで何かに気づいたのか、または、たまたまか・・・
最近Duolingoの日本語アプリをダウンロードして、
やっとこさ、ちょくちょく日本語に触れるようにしだした相方さん。
まずは、平仮名の読み方から始まるこのアプリ。
平仮名の文字を見ながら、それに合った正しい音を
”sa, ta, to、、、”と声に出しながら、選んでいくのですが、途中で相方さんが
「ん〜っと・・確か“さ”は“5”の逆バージョンだよね?だって “ち”が“5”でしょ。」とか、
「あ、これは覚えてる。“む”は“牛の顔”をしているやつだ!!」
私の頭の中はちんぷんかんぷんに。
な・・・なるほど・・・確かに“さ”と“ち”を数字の“5”に置き換えるのはわかる・・
でも“む”が“牛の顔”は何度どういうことか聞いても分かりかねます。。
面白い。
全くの無知の状態で日本語を新たに勉強しはじめると
平仮名は記号や数字、時には何かの絵に見えるのか〜
きっと私がタイ語を勉強しだすとそういう感覚で覚えていくのかな・・・
引き続き日本語のお勉強、がんばって〜!相方さん。
私も最近怠けすぎのフランス語勉強ちゃんと頑張ります。。