母の一人旅・・・実現するか・・・
先日、日本の母に「一度はこちらに来てみては?」と話しました。
私が日本を離れチェコに引っ越して、そこからフランスに越してきて
既に4年近くになりますが、我が家の母はまだ一度も
私を訪ねたことがありません。
確かに遠い・・・
確かに高い・・・
そして私の母は70超え。。
そりゃ、なかなか「行ってみる〜!」とはならないのは分かります。
でも、いつか・いつかと思っているとこのままどんどん年数が過ぎてしまうなぁ・・
と思い、今回はいつもより積極的に話を進めてみました。
本当なら私が帰国したときに、フランスに戻るときに
一緒に連れてくれればいいのですが、しばらく一時帰国の予定もないので、
ここは何とか母に頑張ってもらえんか?!
と思ったのです。
この話が出るたびに母から出てくるセリフは;
母「えぇ〜でも、お母さん何も役に立てんわ〜!一人で買い物も行けんし、みんなに何のご飯作ってあげていいかも分からんし〜〜!!」
私「いや・・・誰もお母さんにわざわざフランスまで来てもらって、何かしてもらおうなんて思ってないよ。。
お母さんにとってはバカンス気分で来て欲しいのよ。」
母「でも・・・。お母さんドレスなんか持ってないよ。」
私「お母さん、どこ行く気?・・ドレスなんてどこで着るつもりよ?!」
母「あとヒール靴も持ってないで。」
私「あたしもヒール靴なんて最後にいつ履いたか
覚えてないわっ。」
母「フランスといえばパリコレやん。みんなお洒落に綺麗にしてるやろうに、お母さんなんか着てく服ないわー」
私「いや、普通の人は本当に普通よ。。あたしは日本へ帰った時の方がよっぽど何着るか困るわ。
みーんなコンビニ行くだけでも小綺麗にしてえらいと思うわ・・。」
と永遠とこんなやりとりが続き
この時点で多少諦めかけてしまった私。。
あぁ、なるほど・・これが母の抱くフランスへのイメージなのか。
パリコレのイメージ抱いて、この人よりも牛の数が多い
今暮らしているところへきたら・・そのギャップに驚くやろな。。
でも、いつも母へ送る写真は、緑や牛や羊、海、といたって自然満喫の
田舎ライフの写真ばっかりやのに・・
それでもパリコレ、ドレス、ヒール靴ってまず頭に浮かぶのか・・
本当に植え込まれた思い込みイメージの強さにびっくりや(°▽°)
さて、母の一人旅実現するのでしょうか。